今回のテーマ「視覚情報の2つの処理過程」
【2つのシステム】
視覚情報の処理過程には、 「どこシステム」と 「なにシステム」の
2つの経路(システム)があり
それぞれのシステムが未発達な子どもは、
空間認識や 物体認識に困難さを 感じることがあります。
1、どこシステム
こんなことありませんか?
①物の位置や距離感がつかめ
例: ボールを取ろうとしても 届かず、手を空振りする。
②動いている物を追えない
例: 遊んでいて友達やボールに ぶつかってしまう。
↓
☆おすすめのあそび☆
【ボール遊び】 キャッチボールで 距離感を鍛える。
【鳥や飛行機をみつける】 動く物を追う練習
【迷路やパズル】 空間認識を強化。
2、なにシステム
こんなことありませんか?
①顔や物の認識が苦手
例: 遠くから知っている人を 見ても、誰かわからない。
②色や形を区別できない
例: 色を塗るとき、指示された 色を間違えて使ってしまう。
↓
☆おすすめのあそび☆
【かたはめゲーム】 動物やフル―ツなどを 同じ場所にはめる
【色と形のゲーム】 色や形を分ける遊びで 認識力向上。
【絵本やパズル:】 色や形がはっきり したものを使う
●まとめ●
視覚の「どこシステム」と「なにシステム」の改善には日常生活での
簡単な遊びや トレーニングが有効です。
まずは楽しみながらトライしてみましょう!
次回のテーマは… つま先立ち、つま先歩きについて