今回のテーマ

身体図式とは?

自分の体の位置や動きを脳が理解するための

「地図」というイメージです

さまざまな体験を通じて「地図」が発達し整うと、

動きがスムーズになり、

物や人との距離感も把握しやすくなります。

体を使いこなすために 基礎的な要素になるのです!

身体図式は 何からなっている?

身体図式をざっくり3つに細分化すると 

① 身体意識(体の感覚) 

② 運動制御(動きの計画)

 ③ 空間認知(位置・距離感覚)  

 に分けられます!

[1]  身体意識    (体の感覚)

自分の体の形や大きさ、位置を把握する感覚です。

例えば、目を閉じても自分の手足がどこにあるか分かる能力です。

身体意識   ~遊び編~

≪おすすめ遊び≫

 ブラインドタッチ・・ 目を閉じたまま、言われた部位を

「自分の体にタッチ」する遊びです。

[2] 運動制御 (動きの計画)

目的に応じて身体をどう動かすか計画し、

調整する力です。

例えば、物を掴むために手を伸ばす動作を

スムーズに行う際に必要です。

運動制御   ~遊び編~

≪おすすめ遊び≫

 ボール遊び ボールを使って的に当てる遊びは、

手の動き(力や角度)を計画し調整する力を高めます。

[3] 空間認知 (位置・距離感覚)

物との距離や周囲との位置関係を把握する能力です。

他人との距離感や障害物の位置を把握して、

安全に動くために重要です。

空間認知  ~遊び編~

≪おすすめ遊び≫

 障害物コース 室内や公園でコースを作り、

障害物を避けながら進む遊びです。

体を曲げたりまたいだりして物を避けることで、

自分と物の距離感や位置関係を学べます。

まとめ

身体図式は私たちの「身体という楽器」を

演奏するための楽譜のようなイメージです!

身体をスムーズに動かすために

まずは楽譜を整えてみましょう!!

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