今回のテーマ
子どもの「感覚」を 確認するための 5ステップ
感覚統合を知るワケ
自分も含めて人の「感覚」を知ることは、 日常生活をより快適に過ごす為に重要な役割をはたします!
感覚統合の影響
感覚統合がうまくいかないと、集中力や行動の調整、
身体のバランス、学習面などで影響が出ることもあります。
今回は、5つのステップで、子どもの感覚統合の状態を
確認する方法をご紹介します!
①情報を集める
まず、子どもの発達や日常生活における困りごとを
保護者や先生から聞き取り、背景や特性を把握します。
②子どもの行動や遊びを観察する
普段の遊びや活動で、触感や音、バランスへの反応を確認し、
特定の感覚に過敏や鈍感になっていないかを観察します。
③検査をして感覚をチェックする
視覚や聴覚、触覚、バランスなどの簡単な検査を行い、
子どもの感覚反応や統合状態を確認します。
検査名 ・乳幼児精神発達診断法(津守式)(子どもに個別)
・JSI-R(家族・先生に質問紙)など
④検査結果を見て考える
検査での子どもの反応から、
どの感覚統合が得意でどの感覚が苦手かを考え、
適切な支援が必要か判断します。
⑤結果を説明し、目標と計画を作る
保護者に結果をわかりやすく伝え、
成長をサポートするための目標や計画を一緒に立てます。
具体的には プログラム内容、頻度や期間を設定して、
留意事項などを共有します!
まとめ
感覚統合の確認の目的は
「日常生活をより快適に過ごす」ことなので、
子どもの得意・不得意を把握したうえで、
無理なく改善できる部分は少しづつ改善させ、
難しい部分は代用などを使っていきましょう