今回のテーマ
ますます楽しくなる運動療育の5つの声かけ
【運動療育をより効果的に】
コーチングの声掛けひとつで、
子どものやる気 や 自信が 大きく変わります。
運動療育の場で使える声掛けをぜひ試してみてください!
【自己解決力を高める声掛け】
「どうしたらもっと上手にできるかな?」
目的: 自分で課題を分析し、解決策を考える力を育てる。
シチュエーション: トランポリンで高く跳べないとき。
具体例
「もっと高く跳ぶにはどんな動きをすればい いかな?」
「ひざをもっと曲げてみる?」
専門的視点: 子どもの身体動作を観察し、ヒントを出すことで
解剖学的な理解を促す(例: ひざや足首の使い方)。
【成功体験を言語化する声掛け】
「今の動きで良かったところはどこだと思う?」
目的: 自己評価力を高め、できた部分を自覚させる。
シチュエーション: 平均台を渡りきれたとき。
具体例:
「さっきよりスムーズだったね!できたポイントは?」
「足をゆっくり動かしたから上手に渡れたんだね!」
【モチベーションを引き出す声掛け】
「どんな風にするともっと楽しくできそう?」
目的: 運動に対するポジティブな感情を引き出し、挑戦意欲を高める。
シチュエーション: ボールを投げる練習中。
具体例:
「次は何回連続でキャッチできるか挑戦してみる?」
「もっと遠くに投げたらどうなるかやってみよう!」
【調整力を育てる声掛け】
「次はどのくらいの力でやってみる?」
目的: 力加減や速度の調整を自分でコントロールできるようにする。
シチュエーション: 自転車のペダルを漕ぐ練習中。
具体例:
「少しゆっくりこいでみようか?」
「次は早くこぐとどう感じるかな?」
【挑戦意欲を持続させる 声掛け】
「うまくいかなくても大丈夫! 次はこうしてみようか?」
目的: 失敗を恐れず継続的に挑戦できるようにする。
シチュエーション: 平均台で途中で落ちてしまったとき。
具体例:
「バランスが崩れてもいいよ!次はどっちの足から始めてみる?」
「途中で止まってもいいから、ゆっくり進もう!」
【まとめ】
運動療育では、子どもの成長を引き出す声掛けがとても重要です。
「どうしたらできる?」「今のどこが良かった?」など、
主体性や調整力を育む具体的な声掛けを意識しましょう!