今回のテーマ
“回るもの” を じっと見る理由は ◯◯かも?
こんなことありませんか?
・回っている扇風機をずっと見る
・頭を壁にうちつける
・手を打ち鳴らす
・歯を鳴らす
子どもによっては、「刺激へのこだわり」から ある特定の刺激を 好む傾向があります
【理由は?】
・同じ動きの物をみる
・同じ動きや刺激を続ける など
特に回転するものやリズムが 一定の刺激を感じることで
安心感を得たり 自分の世界に集中 することができます!
【デメリットは?】
外から見ると意図がわからない 繰り返しおこなわれる行動のことを
「常同行動」 といいます
同じ刺激に依存しすぎると、 他の感覚刺激に触れる機会が
減ってしまうことや、 自身の怪我に繋がることも あります。
【常同行動をする理由】
詳細な診断基準もあるのですが
・何かを伝えたい
・嫌な刺激を避けたい
・ ある刺激を求めている
などの理由が隠れていることが あります!
【対策】
常同行動が自身のケガの恐れや 他の経験を妨げる場合
「行動の置き換え」を 取り入れるのも 有効な手段の一つです。
【行動の置き換え】
①同じ動作で体を揺らし 続ける場合
「リズム遊びやトランポリン バランスボールに乗る」の置き換え!
②扇風機や回るものを 見続ける場合
「「コマ」など手で回すおもちゃを取り入れる」の置き換え!
そうすることで 手先の発達にも役立ちます
【まとめ】
常同行動は子どもにとっても 意味のある行動なので 言葉でやめさせるのではなく 本人の意図や対処法を 考えることが大切です!